三菱ケミカル、脱墨技術確立に向け飲料ラベル資源循環の実証 広島県で

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(出所:三菱ケミカルグループ)
(出所:三菱ケミカルグループ)

三菱ケミカルグループ(東京都千代田区)は12月26日、広島県の2024年度「海洋プラスチック対策(プラスチック使用量削減等)・リーディングプロジェクト支援事業」に採択されたと発表した。

同社が同事業に採択されるのは、3年連続3回目。初年度の2022年度は、回収ラベル材質の機械選別の可能性の検証を、2023年度は、飲料ラベルの高品質リサイクルを実現するための要となる「脱墨(印刷加工を施した包装材から、インキや接着剤の成分を除去する)」可能な特殊印刷を施したシュリンクラベルを巻いた飲料ペットボトルを配布し、回収ルートや再ラベル化の技術などを検証した。

24年度は特殊印刷以外の一般飲料ラベルが回収対象

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