農林水産省が職員の家庭から出る廃食用油を回収し石けんへ 行動変容を促進
農林水産省は6月21日、家庭で出される廃食用油について、再生資源として活用されるよう回収に向けた取り組みを呼びかけるとともに、職員の家庭から出た廃食用油の回収を行うことを発表した。回収の実施期間は7月1日から9月27日。省内に回収BOXを設置し、ペットボトル等の容器に入った状態で回収する。なお、回収した廃食用油は石けんにリサイクルし、省内のトイレで利用する。
家庭廃食油の循環利用の機運向上へ
日本では、飲食店などの事業者から出される廃食用油については、9割以上が専門の事業者によって回収されており、主に家畜の配合飼料原料となっているほか、石けんや塗料、バイオディーゼル燃料等の原料として再利用されている。最近では、持続可能な航空燃料・SAFの原料としても注目されている。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる