IHIと住商、台湾石炭火力でアンモニア混焼の実証 進捗次第で比率向上も

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(出所:台湾電力)
(出所:台湾電力)

IHI(東京都江東区)と住友商事(東京都千代田区)は3月1日、台湾公営電力会社の台湾電力が保有する「大林(ターリン)超々臨界圧石炭火力発電所」(出力80万kW×2基)に、アンモニア燃焼技術を導入する検討を開始すると発表した。2030年末までにアンモニア燃焼5%以上の実証試験を行う。

進捗次第で、5%以上の混焼を実施する

具体的には、大林火力発電所において、既設石炭ボイラの改修や燃料アンモニアのサプライチェーン構想、アンモニア混焼技術の実現可能性の評価を行う。その後、検討結果に基づき、アンモニア混焼のための設備改修と実証試験を実施する。

両社の役割は以下のとおり。

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