23年度予算案の環境保全経費、1.6兆円に 前年度比で169億円増

環境省は2月24日、2023年度予算案において、地球環境の保全や循環型社会の形成、生物多様性の保全などの「環境保全経費」の総額は1兆6,399億円になったと発表した。2022年度当初予算の1兆6,230億円と比べて、169億円(約1%)増加した。
施策体系別にみると、「地球環境の保全」が6,017億円で、前年度当初予算(5,647億円)比370億円(約7%)増で、36.7%を占める。主な施策として、「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」(環境省)、「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」(経済産業省)、「住宅・建築物カーボンニュートラル総合推進事業」(国土交通省)、「航空分野における脱炭素化の推進」(国土交通省)等が計上されている。