水産養殖で廃棄される窒素をアップサイクル、気流制御でレタス収量アップ

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実証実験の様子(出所:アクポニ)
実証実験の様子(出所:アクポニ)

循環型ビジネスの提案を行うベンチャーのアクポニ(神奈川県横浜市)は4月16日、水産養殖と水耕栽培をかけ合わせた循環型栽培システム「アクアポニックス」において、気流制御による生産性への影響評価および資源循環の可視化を目的とした実証実験の結果を発表した。

この実証は、神奈川県が主催するベンチャー企業と大企業によるオープンイノベーション促進のためのプログラム「BAK2023」にて採択されたプロジェクトの一つとして実施。同社と換気扇など厨房用電気製品メーカーの富士工業(同・相模原市)との協働で、2023年10月〜2024年3月の期間に、さがみロボット産業特区プレ実証フィールド(元県立新磯高校)にて行われた。

陸上養殖で廃棄される窒素の99%をアップサイクル

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