日立ら、水素エネを家庭・企業に供給 浪江町で実証事業

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実証事業の概念図(出所:日立製作所)
実証事業の概念図(出所:日立製作所)

日立製作所(東京都千代田区)は9月22日、福島県浪江町で実施される、民生・産業向けの水素利用サプライチェーン構築と、電力需給調整を行う実証事業に参画すると発表した。

同実証は、浪江町が経済産業省の補助事業に採択され実施するもの。日立は今回、浪江町から設計・構築と全体プロジェクト管理を受託した。具体的には、(1)小型シリンダー方式による水素配送(民生向け)、(2)既存配電線を用いた水素エネ由来の電源の配送(産業向け)の2つの実証を行い、効果を検証していく。

2023年3月まで実証システム全体の設計・構築・試運転を行い、2023年度から本格的な実証運転を開始する予定。

浪江町で取り組む民生・産業向けの2つの実証

2つの実証の概要は以下の通り。

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