三菱重工、シンガポールで廃棄物発電会社を完全子会社に

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シンガポールの廃棄物焼却発電施設(出所:三菱重工業)
シンガポールの廃棄物焼却発電施設(出所:三菱重工業)

三菱重工業(東京都千代田区)と三菱重工環境・化学エンジニアリング(MHIEC/神奈川県横浜市)は8月8日、シンガポールで廃棄物焼却発電施設の建設・運営を行うチュアスワン社を完全子会社化したと発表した。

チュアスワン社は、現地の水処理・水供給運営事業大手ハイフラックス社と三菱重工が共同で2015年に設立した特別目的会社。官民パートナーシップ(PPP)方式で、契約廃棄物処理量3,600トン/日、発電量12万kW級のストーカ式廃棄物焼却発電施設をシンガポール南西部のチュアス地区に建設し、同施設の運営を25年間行う事業権契約を同国環境庁(NEA)と締結している。

今回、ハイフラックス社が保有するチュアスワン社発行株式75%相当をMHIECが取得。三菱重工との共同出資として、チュアスワン社の事業を継続する。同事業は、三菱重工グループが、海外の廃棄物焼却発電事業で、事業出資から施設の建設・運営・保守まで一貫して遂行する初めての事例だという。

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