ちとせグループ、藻類基点の産業構築へ 総額31億円を調達
石油産業に代わる藻類基点の新産業構築を目指す「ちとせグループ」の統括会社CHITOSE BIO EVOLUTION(シンガポール)は9月12日、資生堂(東京都中央区)、日本ガイシ(愛知県名古屋市)など8社を引受先として、第三者割当増資により総額31億円の資金を調達したと発表した。
バイオベンチャー企業群のちとせグループは、太陽光を唯一のエネルギー源とした藻類の生産規模の拡大と多角的な用途開発を同時に進めている。様々な業界のプレイヤーと立場や業種を越えて協働しながら、人々の生活を支える燃料、食品、化成品、化粧品や飼料など、藻類製品を普及させるため、藻類産業の構築を目指す企業連携型プロジェクト「MATSURI」を主導。「MATSURI」は9業種20機関が連携し、2021年5月に活動を開始した。
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