三菱商事と三井物産、豪州でCCS事業性調査

  • 印刷
  • 共有
調査許可(G-10-AP)鉱区図(出所:三菱商事)
調査許可(G-10-AP)鉱区図(出所:三菱商事)

三菱商事(東京都千代田区)と三井物産(同)は9月2日、両社の共同出資会社を通じ、パートナー企業とともに、西豪州沖で操業を行うノース・ウェスト・シェルフ・プロジェクトにおいて、CO2回収・貯留(CCS)の事業性調査に関する鉱区探査ライセンスを豪州連邦政府より取得したと発表した。

同事業は陸上近接地の西豪州カラサ地区にある排出事業者からCO2を回収し、枯渇ガス田Angel(G-10-AP鉱区に位置)に圧入するもの。周辺地域のCO2削減への寄与が期待されている。今後の調査結果次第では年間最大500万トン規模のCO2を貯留できる可能性がある。今回の鉱区探査ライセンス取得は、この事業推進にあたり重要なマイルストーンとなる。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事