京都「祇園祭」で脱炭素化、長刀鉾の提灯屋台に蓄電できる太陽光パネルを搭載

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長刀鉾の提灯屋台(出所:モノクローム)
長刀鉾の提灯屋台(出所:モノクローム)

屋根一体型太陽光パネルの設置事業などを手掛けるモノクローム(東京都中央区)は6月26日、祇園祭(会期:2025年7月1日〜31日)において、重要文化財の脱炭素化に取り組むと発表した。長刀鉾(なぎなたほこ)保存会が管理する長刀鉾の提灯屋台に、屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」を設置し、昼間の太陽光をためた電力を使って夜の提灯屋台の献灯に明かりを灯す。

祇園祭宵山の期間中、全ての提灯屋台の献灯を再エネに

蓄電と発電ができる設備により、祇園祭宵山(前祭)の期間中全ての点灯を再生可能エネルギーで行うことができる。提灯屋台の献灯の点灯は、7月13日から16日(17時〜23時)の予定で、これに使用する電力消費量は1日あたり1.8kWh。

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