川崎重工、車載用廃LIBリサイクルシステム開発 処理量は最大20t/日

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廃LIBリサイクル商用規模設備(出所:川崎重工業)
廃LIBリサイクル商用規模設備(出所:川崎重工業)

川崎重工業(東京都港区)は12月3日、開発パートナー企業とともに、車載用廃リチウムイオンバッテリー(LIB)リサイクルシステムを共同開発し、純度99.5%以上の高純度炭酸リチウムを継続的かつ安定的に回収する運転に成功したことを明らかにした。

川崎重工独自技術を応用、1日最大20トン処理可能

共同開発したLIBリサイクルシステムは、川崎重工独自の焼成技術と溶出技術を応用したもの。硝酸・硫酸などの強酸や有機溶媒を使用せずに処理を行うとともに、電解液による発火を抑制し、高い回収率と純度を実現する。

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