シャープ製・薄膜太陽電池搭載のJAXA実証機、月面着陸 正常稼働を確認

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(左)小型月着陸実証機「SLIM」のイラスト(出所:JAXA) (右)「SLIM」に搭載した薄膜化合物太陽電池(出所:シャープ)
(左)小型月着陸実証機「SLIM」のイラスト(出所:JAXA) (右)「SLIM」に搭載した薄膜化合物太陽電池(出所:シャープ)

シャープ(大阪府堺市)は1月29日、同社開発の薄膜化合物太陽電池を搭載した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型月着陸実証機が月面着陸に成功し、着陸後も正常に稼働していることを確認したと発表した。

搭載シート合計でも約1キロ、軽量かつ高効率で宇宙用途に適している

同太陽電池は、薄いフィルムで太陽電池セルを封止した構造で、軽量かつ曲面への搭載も可能。1シートの出力は20.9kW(サイズ297mm×271mm×0.25mm、重さは41g)。今回の実証機には、26シート(総出力は549W)が搭載された。

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