出光興産とJ-オイルミルズ、植林を起点にSAF供給網 非可食油原料樹で

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ポンガミアの樹木、種子・実、油(出所:出光興産)
ポンガミアの樹木、種子・実、油(出所:出光興産)

出光興産(東京都千代田区)、J-オイルミルズ(同・中央区)、Burnett Mary Regional Group(豪州/BMRG)の3者は3月8日、豪州において、非可食油原料樹であるマメ科植物「ポンガミア」の植林を起点とした持続可能な航空燃料(SAF)のサプライチェーン構築について検討すると発表した。また、ポンガミアの植林・管理によるCO2固定化・オフセットについても検討を進める。

航空業界のCO2削減策として、非化石由来原料から製造されるSAFの安定供給に対する社会的な要請が高まっている。その技術プロセス・原料は複数あるが、食用作物と競合の少ない原料の確保は課題の一つだ。東南アジア・オセアニアなどに分布するポンガミアは、油収量効率の高い非可食油原料樹で、SAF原料としての活用が期待されている。

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