トヨタ、米・物流拠点でグリーン水素生成施設が竣工 港湾オペCN実現へ
トヨタ自動車(愛知県豊田市)は9月7日、北米事業体であるToyota Motor North Amerが、米国カリフォルニア州ロングビーチ港の物流拠点トヨタロジスティクスサービス(TLS)において、グリーン水素をオンサイトで生成する施設「Tri-Gen(トライジェン)」を竣工したと発表した。これにより、100%再生可能エネルギー由来のカーボンニュートラル(CN)な港湾オペレーションの実現を目指す。
Tri-Genは、燃料電池発電事業を手がける米国FuelCell Energy社が運営する。2.3MWの発電が可能な燃料電池発電所と水素ステーションを併設。畜産場の家畜排泄物や余剰食品等の廃棄物系バイオマスから水素を取り出し、燃料電池を用いて発電することで、再エネから水素・電気・水の3つ(Tri)の物質を生成(Generate)する。
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