川崎汽船と五洋建設、洋上風力の建設・保守分野で協業

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川崎汽船(東京都千代田区)と川崎近海汽船(同)は8月25日、合弁会社であるケイライン・ウインド・サービス(同)を通じて、五洋建設(東京都文京区)と洋上風力の建設・保守分野における船舶管理などで協業すると発表した。

ケイライン・ウインド・サービスは2021年6月に、川崎汽船グループの持つオフショア作業船・支援船の運航に関する経験を洋上風力発電施設の建設・保守分野に生かす目的で設立された。

五洋建設は、海洋土木工事と洋上風力建設の実績と知見を有している。今後、大型の洋上風力発電の工事が見込まれる中、洋上風力発電施設の建設工事の受注に向け、大型SEP船(自己昇降式作業台船)の拡充に取り組んでいる。その一環で、子会社であるジャパンオフショアマリン(JOM)が保有予定の外国船籍SEP船を1,600t吊に改造し、2025年春を目途に日本船籍化する予定。

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