大林組、日本初・木造の仮設現場事務所でZEB認証取得

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(出所:大林組)
(出所:大林組)

大林組(東京都港区)は1月24日、岩谷産業(大阪府大阪市)発注の「研修施設計画」(兵庫県神戸市)建設現場で、CO2排出量削減に関する施策の実証を行うと発表した。この取り組みの第一弾として、木造の仮設現場事務所として日本で初めて、ZEB認証(netZEB)を取得した。

グリーン水素を活用した電力供給にも取り組む

仮設現場事務所を従来の軽量鉄骨造からCO2を固定化できる木造とするため、木材部品をユニット化し、木造の仮設事務所を実現。太陽光パネルによる創エネルギーと、高断熱や高気密な内装仕様に加え高効率な設備機器の導入による省エネルギー化で、2022年10月にZEB認証を取得した。工事全体の通常電力消費のCO2排出量の約2割に相当する、約15,000kgのCO2削減効果が見込めるという。同事務所や太陽光パネルは、使用後、他の現場へ転用する。

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