荏原環境プラント、袖ケ浦市と廃プラリサイクル実証などで連携

荏原環境プラント(東京都大田区)は8月7日、千葉県袖ケ浦市と、廃プラスチックなどを使用した試験研究に関する協定を締結したと発表した。両者は連携し、同市の各家庭から排出された使用済みプラスチックのリサイクル実証や、プラスチックリサイクルについて地域への普及啓発活動などを行う。
市内の家庭から排出された多種多様な使用済みプラの熱分解試験
まずは、2025年6月の1カ月間に同市が市内の3地区においてプラスチックリサイクルのモデル実証事業で収集した約600kgの使用済みプラスチックを、荏原環境プラントのICFG技術を用いた実証プラントで受け入れ、油やガスへの熱分解試験を行う。ICFG技術は、雑多なプラスチック廃棄物などを熱分解し、炭化水素を主体とした油やガスとして回収できる、同社の独自技術だ。
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