日本生命、住友化学に移行ローン LNG火力建設に

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日本生命保険(大阪府大阪市)は9月16日、住友化学(東京都中央区)に対してシンジケーション方式によるトランジション・ローンを実行した。融資額は9.5億円。同資金は住友化学千葉工場(千葉県市原市)でのLNG火力発電施設の建設に充当される。なお、同融資は、日本生命保険にとって初めてのトランジション・ローンとなる。

住友化学では、石油コークスからLNGへの段階的なエネルギー転換を促進することで年間で24万トン以上の温室効果ガス(GHG)排出量を削減する計画だ。同事業は、化学業界で初めて、経済産業省の「クライメート・トランジション・ファイナンスモデル事業」に選定された。

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