凸版印刷、廃棄化粧品をインキに再生 販促物に活用へ

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「ecosme ink」を使用したパッケージの例(出所:凸版印刷)
「ecosme ink」を使用したパッケージの例(出所:凸版印刷)

凸版印刷(東京都文京区)は10月25日、廃棄化粧品をインキに再生し、販促物などの印刷に使用するアップサイクルの取り組みを開始したと発表した。今回、同社とモーンガータ(東京都練馬区)が開発し、東洋インキ(東京都中央区)が協業して製造した、化粧品原料を再利用した「ecosme ink(エコスメインキ)」を使い、プロモーションツールの試作品を制作した。

「ecosme ink」は従来のインキにはない、化粧品の持つラメ感やパール感によって独特な加飾表現が可能だという。同社は2025年までに、化粧品業界に向けて「ecosme ink」を使用した販促物やパッケージなどを10社へ提供することを目指す。さらに、化粧品メーカー各社と協力して同インキを使用した制作物の開発の推進、活用可能性を広げていく考え。

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