関空周辺の藻場で「Jブルークレジット」認証 関西エアポート

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関西エアポート(大阪府泉佐野市)は12月14日、関西国際空港周辺の護岸に生育する海藻によるCO2吸収量を定量化し、「Jブルークレジット」の認証・発行を受けたと発表した。認証されたCO2吸収量は103.2トン-CO2(2017年度~2021年度の5年分)。これらは自社の排出量の相殺(オフセット)に活用する予定だ。

Jブルークレジットは、海洋の作用により海に貯留された炭素である「ブルーカーボン」を定量化して、取引可能なクレジットにしたもの。JBE(ジャパンブルーエコノミー技術研究組合)が認証・発行し、管理している。JBEから独立した第三者委員会による審査・検証を経て認証・発行される。クレジットは他者への譲渡もしくは自社活用が選択できる。

護岸の9割に「緩傾斜石積護岸」を採用

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