中部圏で水素200万t/年の需要創出へ 2050年目標策定

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中部圏のサプライチェーンイメージ(出所:中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議)
中部圏のサプライチェーンイメージ(出所:中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議)

中部圏の自治体・経済団体などが参画する「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」は3月27日、2030年・2050年時点での中部圏(岐阜、愛知、三重の3県)の水素・アンモニア需要量の目標値などをまとめたビジョンを策定した。2050年目標として、水素200万トン/年、アンモニア600万トン/年を掲げた。

同推進会議は愛知県知事を会長に、民間からはトヨタ自動車(愛知県名古屋市)など20社が参画する中部圏水素利用協議会とJERA、経済団体として中部経済連合会など3団体、行政からは中部経済産業局など11組織が参画する。今回策定した「中部圏水素・アンモニアサプライチェーンビジョン」は中部圏の水素・アンモニアの社会実装を目指した取り組みの方向性を示すもの。新たなエネルギー資源として期待される水素・アンモニアの需要と供給を一体的かつ大規模に創出することを目指す。

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