サントリー、持続可能な農業による原料でビールを提供 大阪・関西万博で

サントリー(大阪府大阪市)は12月24日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、再生農業原料を使用した同社初のビールを会場内レストランにて提供すると発表した。合わせて、CO2削減ビンを使用したワインの提供、大気中のCO2を回収して作られたグラスの使用など、環境負荷を軽減した店舗展開を明らかにし、同万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現を目指し取り組む。
再生農業により生産された大麦とホップを使用した樽生ビールを提供
「再生農業」とは、土壌の健全性や生物多様性などを保護・改善しながら、農家の生活向上にも資する、成果ベースの農業アプローチのことを指す。サントリーグループでは2022年から、サプライヤーおよび賛同する農家と共に、ビールの主要原料である大麦などについて、生産農業に取り組んでいる。
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