NITE、国内初「スマート保安技術カタログ」公開

製品評価技術基盤機構（NITE／東京都渋谷区）は7月8日、電気設備の定期点検や異常有無の確認などを最新の技術を用いて効率化・高度化できる新たな技術を掲載した、国内初となるスマート保安技術カタログ（初版）をウェブサイトで公開した。

今回、第1号案件としてカタログに掲載された保安技術は、特別高圧受電設備において、現在の定期的な停電下での一斉点検に替えて、各種センサーにより特別高圧受電設備の絶縁状態等を常時監視することで、停電による年次点検を1年に1回から3年に1回に延伸することができるもの。年間の保安点検費用を大幅に削減することが可能になる。