NZで生成した水素→フィジーで活用 大林組が実証開始へ

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大林組(東京都港区)は1月9日、ニュージーランドとフィジーで、グリーン水素の製造・輸送・利活用に関する実証事業を開始すると発表した。同実証事業を通じて、フィジーにおける再エネ利活用の現況と政策動向を調査し、同国における再エネ事業および水素普及の可能性を検討していく。

NZで生成した水素を、フィジーLPG貯蔵施設で使用する

同事業には、大林組が出資するNZ現地法人Halcyon Power Limited(ハルシオンパワー)と、フィジーのエネルギー事業者Fiji Gas Pte Limited(フィジーガス)も参画する。

具体的には、ハルシオンパワーがNZタウポに保有する水素製造プラントで、地熱発電由来の電気を活用しグリーン水素を製造。生成した水素は、オークランド港からフィジーのラウトカ港まで海上輸送され、フィジーガスのLPG貯蔵施設で、水素とディーゼルの混焼発電機により発電し、同施設内電力として活用する。

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