東レ、海洋生分解性ポリアミド4微粒子を開発 規制強化へ対応

  • 印刷
  • 共有
生分解が可能な真球状ポリアミド4微粒子(出所:東レ)
生分解が可能な真球状ポリアミド4微粒子(出所:東レ)

東レ(東京都中央区)は4月10日、海洋生分解する真球状のポリアミド4微粒子を開発したと発表した。量産販売に向けた技術開発を進め、2024年度末の発売を目指す。

EU、合成ポリマー微粒子規制 2035年から全面禁止に

ポリアミドとは一般的にナイロンと呼ばれる樹脂で、ファンデーションやアイシャドウなどに、柔らかな肌触りといった官能性や滑り性を付与するために使用されている。

一方で、化粧品や洗顔料などに含まれるマイクロプラスチックビーズは粒子の細かさから、生活排水の処理・濾過システムを通過し海洋に流れ着いてしまう課題がある。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事