竹中工務店、サーキュラー建材の共通評価基準を策定 運用に向けた実証に着手

竹中工務店(大阪府大阪市)は7月24日、DesignFuture Japan(東京都港区)と共同で、再利用可能なサーキュラー建材の業界共通評価基準を策定したと発表した。さらに、DesignFuture Japanが運営する建材選定プラットフォーム内で、この基準に基づき建材を検索できる「サーキュラー建材検索システム」の開発に着手。再生原料の使用率や再利用可能性を数値化し、効率的な建材選定を支援する。
サーキュラー建材を効率よく、顧客ニーズに対応
建築領域のサーキュラーエコノミーへの顧客の関心が高まる中、「サーキュラー建材検索システム」では、再生原料の使用率や廃棄後の再利用可能性などを数値化し、「サーキュラーな建材をなるべく多く効率的に使いたい」という顧客の要望に迅速に対応できる仕組みを提供する。竹中工務店の設計者による実証を開始し、2027年までに、建材選定プラットフォーム「Material Bank Japan」において機能提供を目指す。
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