グリーンカーボン、カンボジアで水田由来カーボンクレジット創出へ

Green Carbon(グリーンカーボン/東京都港区)は3月4日、カンボジア北西部のバッタンバン州で、水田由来のカーボンクレジット創出プロジェクトを開始すると発表した。この取り組みでは、対象となる水田圃場にAWD(間断灌漑)を導入し、メタンガス排出量の削減を図る。3年以内に同州の水田約3万ヘクタールに拡大し、10年間で累計約130万トンのクレジット創出を目指す。
地元機関や大学と連携し、プロジェクトを推進
同社は、これまでも東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでいる。特に、カンボジアでは、水田からのメタン排出削減と籾殻を有効活用したバイオ炭生成の2つを重点分野とし、2024年10月からはカンボジア王立農業大学(RUA)との共同研究として、同プロジェクトのパイロット実証を進めている。
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