世界初・硬翼帆船が竣工 風力エネを推進力に変換

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船体写真(出所:商船三井)
船体写真(出所:商船三井)

商船三井(東京都港区)と東北電力(宮城県仙台市)は10月7日、世界で初めてウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)を搭載した石炭輸送船「松風丸」が竣工し、運航を開始したことを発表した。東北電力の専用船として、主にオーストラリアやインドネシア、北米等からの石炭輸送に従事するという。

ウインドチャレンジャーは伸縮可能な帆(硬翼帆)によって風力エネルギーを船の推進力に変換する装置。商船三井と大島造船所が中心に開発を進めてきた。同装置を船舶に搭載することで航行燃料が削減でき、環境負荷の低減と経済性の向上が期待できるという。

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