九電みらいエナジー、鹿児島県霧島市の烏帽子岳に地熱発電所建設を決定

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九電みらいエナジー(福岡市中央区)は6月6日、鹿児島県霧島市の烏帽子岳の北東部において、地熱発電所「霧島烏帽子岳バイナリー発電所」の建設を行うことを決定した。今年4月に九電グループの地熱事業を同社へ統合して以降、初の事業化案件であり9か所目の地熱発電所となる。また、バイナリー発電所としては国内最大級の規模の発電所で、発電出力4,990kW、年間送電電力量約3,200万kWh(約10,600世帯の年間消費電力量に相当)、CO2排出抑制効果約15,000t-CO2/年となっている。

これまで同地点は、九州電力が1998年に調査井を掘削し地熱資源の存在を確認、霧島市から発電設備設置に対する同意書の交付を受け、発電所建設に向けた準備を進めてきた。地熱事業統合後は、同社が発電所建設を行い、2026年度末の営業運転開始を予定している。

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