資生堂、化粧品付け替え容器を開発 CO2排出7割削減

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(左)リキフォームを活用した化粧品の付け替え容器、(右)付け替え容器をセットする本体容器(出所:資生堂)
(左)リキフォームを活用した化粧品の付け替え容器、(右)付け替え容器をセットする本体容器(出所:資生堂)

資生堂(東京都中央区)は10月20日、原材料調達から生産・使用・廃棄のサプライチェーン全体で、同社の標準的な付け替え容器(同容量)に対しCO2排出量を約70%削減できる、新たな化粧品の付け替え容器を開発したと発表した。「ボトル製造」と「中味液充填」をワンステップ行う技術「LiquiForm(R)」(リキフォーム)を世界で初めて化粧品に採用した。

リキフォームは、スイスのアムコア社が中心となって開発した新規容器技術だ。同技術を実用化した吉野工業所(東京都江東区)と資生堂が共同で化粧品容器を開発した。同技術を活用した化粧品の付け替え容器は容器単体のプラスチック使用量を約70%削減できる。また、単一素材設計でリサイクルに適しているという。

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