東レリサーチセンターと積水化学、2次電池の評価試験の深化に向け協業

東レリサーチセンター(TRC/東京都中央区)と積水化学工業(大阪府大阪市)は7月10日、リチウムイオン電池および次世代電池を含む2次電池とその周辺部材の評価試験に関する技術的・商業的検討を共同で進めるための覚書を締結したと発表した。2次電池の分析・評価の精度と信頼性を向上させ、電池技術の進化を促進することを目的とし、次世代電池に向けた新たな分析・評価技術の構築も見据えた取り組みを行う。
先端分析技術と安全性試験への高度な対応力で、電池技術の進化を支援
具体的には、安全性試験の計画・実施・解析、評価時に発生するガスの詳細分析、材料・構造・性能に関する深掘り解析を行い、従来の試験結果だけでなく、そこに至るまでの反応メカニズムや現象の理解に必要なデータを、材料・機器・自動車業界や大学・研究機関など多様な顧客に提供するという。
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