資源循環をまちづくりに還元する新モデル　三井不レジらが運用開始

三井不動産レジデンシャル（東京都中央区）とECOMMIT（エコミット／鹿児島県薩摩川内市）は8月1日、複合再開発エリアのタワーマンションと商業施設を対象に、ごみ減量と資源循環による収益を街づくりに還元する新事業の運用を開始した。

この取り組みでは、エコミットの資源循環サービス「PASSTO（パスト）」を活用する。

不要となった衣類を街づくりに活用

両社は、2023年1月の実証を経て、同年5月には三井不動産レジデンシャルの分譲マンション5棟（約4000戸）に、PASSTOを導入。2024年6月までの期間（実証期間を含む）に、約13トンの衣類を回収し、約8.8トンのCO₂削減を達成した。