キリン、ビール用ペットボトルにケミカルリサイクル樹脂使用

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クラフトビール提供サービス「Tap Marché」(出所:キリンビール)
クラフトビール提供サービス「Tap Marché」(出所:キリンビール)

キリンビール(東京都中野区)は3月23日、同社が飲食店で展開する「Tap Marché(タップ・マルシェ)」「TAPPY(タッピー)」のビールサーバー用容器として使用しているペットボトルに、ケミカルリサイクル樹脂を導入すると発表した。酒類ペットボトルにおいてケミカルリサイクル樹脂を導入するのは、日本では初めての取り組みとなる。

ケミカルリサイクルのメリットとは

日本国内における「ボトル to ボトル」の取り組みはまだ低く、多くが食品トレーや衣類などの他のペット製品に再生されている。また回収される廃ペットボトルの一部にはごみなどの異物が混在しており、リサイクルに適した廃ペットボトルの安定的な確保には課題がある。

さらに、現在広く用いられているメカニカルリサイクルは、繰り返し再生することでPET樹脂の品質が低下するといわれている。

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