「グリーン・デジタル海運回廊」実現に向けて、日本とシンガポールが会合

国土交通省は4月18日、日本・シンガポール間のグリーン・デジタル海運回廊の創設に向けた協力覚書に基づき、第1回目の年次会合を開催した。
グリーン海運回廊とは、アンモニアや水素を燃料とするゼロエミッション船が運航される航路をいう。両者が交わした覚書では、日本とシンガポールが関係者と協力し、海運・港湾の脱炭素化に向けて両国を結ぶグリーン海運回廊を設立することや、効率的な船舶の入出港と効率的な貨物の流れ、ペーパーレス化などを加速するための各種の取り組みを通じて、両国を結ぶデジタル海運回廊を設立することなどが盛り込まれている。
港湾パートナーの追加も発表
両者は第1回会合において、港湾の脱炭素化、舶用アンモニア燃料の活用・供給、サイバーセキュリティなど、今後取り組むべき協力内容について確認し、引き続き議論を進めていくことで合意した。
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