成田空港、「特殊車両」脱炭素化の実証を開始 CO2年間1万t削減へ

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成田国際空港(千葉県成田市)は3月4日から、車両のゼロカーボン化を目的に、SAF製造に伴う副産物であるリニューアブルディーゼル(RD)を消防車などの空港特殊車両に導入する実証実験を開始する。実証は本格導入まで継続的に行われる。

23年度は月1000L導入しCO2削減を図る

2023年度は、同社およびグループ会社の特殊車両(消防車・給水車・医療用機材搬送車・給油ローリー車の計4台)にRDを導入し、車両への影響や供給体制の構築に向けた検証を行う。導入量は月約1000L。この取り組みにより、CO2削減量は年間約20トン削減できる見込みだ。

2024年度以降は、取り組みを空港内軽油車両全体に拡大し、年間約1万トンのCO2削減を目指す。

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