Jパワー、豪州で「クリーン水素」製造事業化を検討 CCS併用

電源開発(Jパワー/東京都中央区)と住友商事(同・千代田区)は3月8日、豪州ビクトリア州ラトロブバレーにおいて、CO2分離・回収(CCS)技術を併用したガス化褐炭を活用したクリーン水素製造事業の検討を共同で実施すると発表した。
同事業では、これまで日本政府と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けJパワーが実施した多目的石炭ガス製造技術(EAGLE)開発と、これを適用したJパワーと中国電力による大崎クールジェンプロジェクトの成果を反映。さらに、2022年に日豪両国の官民が協力し完遂した国際水素サプライチェーン構築実証から得られたデータや知見を活用し、CCS技術を併用することで、クリーン水素製造の事業化検討を進める。
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