ヤマハ発動機ら、浜松市で超小型モビリティ実証開始　高齢者の移動手段に

ヤマハ発動機（静岡県磐田市）と岐阜大学は6月25日、1人乗りの低速超小型モビリティ（ミニカー）を用いた移動支援の実証実験を開始した。実証は、浜松市と共同で実施するもの。同市の中山間部である天竜区水窪地区で9月17日まで行い、高齢者の自立的な移動手段の実装を目指す。

公共の交通インフラが不足する地域で、高齢者の移動手段がないという問題に対応

高齢ドライバーによる事故、免許返納による移動困難者の増加、公共交通機関のドライバー不足など、交通インフラが充実していない地域において移動や交通に関わる社会課題が顕在化している。