太平洋セメント、CO2を硬化前コンクリートに固定化 新製造システム開発

太平洋セメント(東京都文京区)は3月15日、フレッシュコンクリート(硬化前のコンクリート)にCO2を効率よく固定化するシステム「カーボキャッチ(TM)」を開発したと発表した。
カーボキャッチシステムでは、CO2を満たした密閉容器内に、セメントと水との混合物であるセメントスラリーを循環させることにより、吹き込んだCO2の90%以上を、固体状の微細な炭酸カルシウムとして固定化する。その量はセメントスラリー中のセメント1トン当たり330 ㎏以上。
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