プレコンシューマの廃棄衣類を回収、建材パネルに再資源化

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「PANECO」は、廃棄衣類繊維を原料とする環境に配慮したリサイクルボード(出所:ワークスタジオ)
「PANECO」は、廃棄衣類繊維を原料とする環境に配慮したリサイクルボード(出所:ワークスタジオ)

環境配慮型素材の研究・開発などを手がけるワークスタジオ(東京都新宿区)は10月17日、プレコンシューマの衣類などを資源として回収し、パネルに再資源化する新たな繊維資源循環システム「PANE Loop」の準備室を開設すると発表した。同サービスを活用し、回収から再生・活用まで一貫したマテリアルリサイクルの実現を目指す。

4つのプロセスで資源循環を実現する

「PANE Loop」では、廃棄予定のプレコンシューマ(消費者に渡る前の製造工程で発生した材料のこと)の衣類や、生産時に発生する繊維端材などの廃棄物を資源として回収し、廃棄衣類繊維を原料とする同社の循環型繊維リサイクルボード「PANECO bord V」の原料に活用する。

同システムの4つのプロセスは以下のとおり。

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