ブックオフ、法人・自治体向けに「廃棄コスト削減」サービス開始

リユースショップ「BOOKOFF」などを運営するブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は8月3日、法人・自治体向けに「廃棄コスト削減」サービスを開始したと発表した。
企業が保有する滞留品や、返品などの「訳あり品」、鉄道や宿泊施設等の忘れ物、自治体で処分するまだ使えるものなどを、同社が海外展開するリユースチェーン「Jalan Jalan Japan」(JJJ)を通じて再販することで、廃棄コストの削減につなげる。廃棄物処理法などコンプライアンスを遵守した回収スキームで、回収品については同社独自の「リユース化証明書」を発行する。
「BOOKOFF」では年間約4億点の商品を買い取りしているが、一定期間に販売できなかった商品が年間4万トンに及ぶ。ブックオフではこれらを資源としてリサイクルにつなげる他、海外で展開するリユース店舗「JJJ」で再販。4万トンの92%をリユース・リサイクルしている。
販売しきれない商品の出口戦略として設立
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