京急電鉄、2050年カーボンニュートラルへ 30年度末に30%削減

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空港線では運転用電力量を再生可能エネルギー由来の実質CO₂排出量がゼロとなる電力メニューに置き換えている(出所:京浜急行電鉄)
空港線では運転用電力量を再生可能エネルギー由来の実質CO₂排出量がゼロとなる電力メニューに置き換えている(出所:京浜急行電鉄)

京浜急行電鉄(神奈川県横浜市)は6月29日、2050年度末の京急グループ全体の温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロとすることを目指す長期環境目標を策定・発表した。中間目標としてGHG排出量「2030年度末に2019年度比30%削減」を設定した。同日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に基づく情報開示を行った。

(出所:京急電鉄)
(出所:京急電鉄)

同社グループは2022年4月、グループ理念のもとで「社会の持続的発展への貢献」と「京急グループの持続的発展」のよりよい循環を目指すというサステナビリティ基本方針を策定した。また、気候変動への対応をサステナビリティの重要課題として認識するとともに、長期経営戦略において「コーポレートサステナブル戦略」を掲げ、ESGへの取り組みを経営のベースと位置付けている。

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