排出超大国インドがJCMパートナー国に プロジェクト実施でイベント開催

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8月7日に実施されたJCM協力覚書署名の様子(出所:環境省)
8月7日に実施されたJCM協力覚書署名の様子(出所:環境省)

環境省は8月29日、インドと二国間クレジット制度(JCM)構築の覚書に署名したと発表した。今後、民間資金も呼び込みながら排出超大国インドの経済成長と気候変動対策を両立するモデルケースをつくるため、両国政府で連携する。

日本企業が貢献できる脱炭素化分野が多数

インドの人口は世界で最も多く、温室効果ガスの排出は世界で第3位となる。同国政府は、すでに国際協力により進める脱炭素化の重点分野を発表しており、その中には天然由来の圧縮バイオガス(CBG)、再エネ由来の水素、アンモニア、排出量の多い産業のトランジション、CCSなど、日本企業が貢献できる分野が多数含まれる。また、パリ協定第6条に沿った二国間協力を有効活用する方針であり、日本とのJCMが初めての具体的な二国間協力枠組みになる。

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