アンモニア混焼率8割 世界初、実船搭載予定のエンジン実機で運転試験
日本郵船(東京都千代田区)など5者は5月16日、舶用アンモニア燃料エンジンの開発において、4ストロークアンモニア燃料エンジン実機を用いた陸上での運転試験を開始し、世界で初めて、混焼率80%の燃料アンモニアの安定燃焼に成功したと発表した。
この4ストロークエンジン実機は内航船の主機関向けで、エンジン内のシリンダー直径(ボア)は280mm。試験完了後、2024年6月に竣工・商業運航開始を目指す、アンモニア燃料タグボート「A-Tug」の推進用主機として搭載を予定している。