パナ製浄水器の不純物除去性能は煮沸以上 マレーシアの水道水で実証

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(出所:パナソニック)
(出所:パナソニック)

パナソニック(東京都港区)は7月18日、マレーシア国民大学との共同研究の結果を発表した。マレーシアの水道水において、煮沸よりも同社製浄水カートリッジでろ過する方が、4種の不純物の除去性能が高いことを明らかにした。浄水カートリッジの場合は、煮沸時の蒸発により重金属の濃度が高くなることも防ぐことができた。

マレーシアの水道水は、浄化施設で浄化した直後の水質をマレーシア保健省(MOH)が定める飲用水の品質基準に基づいて保証しているが、各家庭に届けられる水質に関する公言はない。マレーシア国内では、より安心して飲用するために、水道水を煮沸することが一般的となっている。しかし、水道水に混入している水道配管から溶出される重金属などの物質は、煮沸では除去できないという課題があった。

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