日本触媒、中国リチウムイオン電池材料製造会社へ出資

  • 印刷
  • 共有

日本触媒(大阪府大阪市)は9月12日、同社が世界で初めて商品化した高性能電解質としてのリチウム塩「LiFSI」 (商品名:イオネル)事業拡大に向け、リチウムイオン電池(LIB)用電解質リチウム塩製造会社に出資すると発表した。LIBの最大市場である中国において、大口顧客の獲得とコスト競争力を持つ製販体制の早期確立を目指す。

今回同社は、LiFSI事業進出に向けて製造設備の立ち上げを進める大手電解液メーカー新宙邦科技(Capchem/中国・広東省深セン市)の子会社・湖南福邦新材料(湖南福邦/同・湖南省)へ資本参画することに合意した。また、豊田通商(愛知県名古屋市)も、豊田通商(上海)を通じて湖南福邦に出資する。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事