三元系リチウムイオン電池の「無力化・完全廃棄技術」を確立 早稲田大院など

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リチウムイオン電池発火のイメージ(出所:PIXTA)
リチウムイオン電池発火のイメージ(出所:PIXTA)

Eキューブドゴールズ(東京都渋谷区)は6月26日、早稲田大学と連携し、三元系リチウムイオン電池の無力化および安全・完全な廃棄を実現する技術を確立したと発表した。廃棄処理中に爆発のリスクがある使用済みリチウムイオン電池に対し、安全なリサイクル・廃棄を実現する画期的な技術だという。

冷却による無力化で低コストかつ安全な廃棄処理を実現

今回発表された技術は、使用済三元系リチウムイオン電池を一定温度まで冷却した後、プレスで物理的に破壊し、さらに炉での溶解または粉砕処理を行う。暴発のリスクを排除し、低コストかつ安全な廃棄処理の実現が可能にした。

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