照明器具の排熱で発電→小電力無線路車間通信に成功 岩崎電気

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(出所:岩崎電気)
(出所:岩崎電気)

岩崎電気(東京都中央区)は1月24日、低コスト製造プロセスで熱電発電モジュールを製作し、照明器具の排熱を利用して発電した電力による小電力無線路車間通信に成功したと発表した。

同社は現在、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「先導研究プログラム」として、希少金属や毒性を有する元素を使用せず環境性能に優れる鉄(Fe)・アルミニウム(Al)・シリコン(Si)系熱電材料など、いわゆるFAST材を適用した熱電発電モジュールの高性能化・低コスト化に取り組んでいる。

今回の取り組みでは、低温熱源を用いてIoT機器の駆動やBLE通信に適用できるFAST材を用いた小型熱電発電モジュールを世界で初めて開発した。

路上のセンサーなど自立電源での実用化に期待

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