経産省、「GX排出量取引制度」詳細設計に着手 クレジット購入上限1割など

  • 印刷
  • 共有
画像はイメージです
画像はイメージです

経済産業省は7月2日、産業構造審議会において「排出量取引制度小委員会」を設置し、第1回会合を開催。2026年度から本格稼働する「GX排出量取引制度(GX-ETS)」の詳細設計に向けた議論に着手した。今後は、排出量の算定方法、対象範囲、排出枠の割当方式、取引市場の運営体制、価格メカニズムなど、技術的な制度要素を中心に検討を深め、2025年末までに議論を取りまとめ、省令・告示の策定を目指す。

改正GX推進法成立、年間排出量10万t超の企業に義務化

排出量取引制度は、政府の「成長志向型カーボンプライシング構想」の柱として位置づけられており、政府が企業ごとに排出量の上限(排出量目標)を設定し、同量の排出枠を割り当てたうえで、企業がその枠内で排出を行い、市場での売買を通じて排出量を最適化する仕組み。

続きは有料会員になるか、この記事の購入後にお読みいただけます。

  • 実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 有料会員になると購入不要で全記事読める(登録月無料)
  • 有料会員は「補助金情報検索システム」も利用可能
  • ポイントは記事の感想ボタンで貯められます
無料会員
300pt
有料会員
0pt

※記事単位での購入は
ポイントが必要です

関連記事