東京ガス、都水力発電所の電気落札 都電荒川線の再エネ運行に活用

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取り組みのスキーム図(出所:東京ガス)
取り組みのスキーム図(出所:東京ガス)

東京ガス(東京都港区)は1月29日、東京都交通局が実施した多摩川水系の3水力発電所で発電された電気の売却先に関する公募型プロポ―ザルにおいて、2024年度から2025年度までの電気の売却先に選出されたと発表した。

2024年度から2年間、都交通局が保有する3水力発電所(多摩川第一発電所・多摩川第三発電所・白丸発電所)で発電された電気約2.2億kWhを購入する。

都電荒川線や都営バス全営業所に電力供給

購入した電気は、東京都が保有する東京さくらトラム(都電荒川線)や都営バス全営業所へ供給するとともに、年間約1億kWhの電気を東京都内の顧客に供給する。都営バス全営業所への供給は2021年度から、東京さくらトラムへの供給は2024年度開始される。この取り組みにより、東京さくらトラム全線の運行電力は再エネ100%に切り替わる。

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