東京都、新築住宅への太陽光パネル設置を義務化 25年度から

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新築戸建て住宅などを対象に太陽光パネルの設置を義務付ける東京都の条例案が、12月15日、都議会で可決、成立した。都は2年間程度の準備・周知期間を設け、2025年4月の制度施行を目指す。

条例では、都内で年間2万m2以上を建築する大手ハウスメーカーなど(50社程度の見込み)を対象に、中小規模(延床面積2,000m2未満)の新築ビル・住宅などへの太陽光パネルの設置を義務付ける。既存の物件は対象外。

これは都内の年間新築棟数の半数程度の規模を想定しているという。なお、制度の対象事業者以外でも、実績報告を任意で提出し、公表制度等へ参加できる。

義務対象の事業者がどの建物に太陽光発電パネルを設置するかは、日照などの立地条件や住宅の形状等を踏まえて判断することとなる。屋根の面積が一定規模未満の住宅等については、設置対象から除外できる。

新制度の概要について

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